マキタ待望の40Vmaxチェーンソー、ついに発売！　MUC002G/MUC008G/MUC009G

マキタからついに待望の40Vmax仕様のチェーンソーが発売された。今回発売されたトップハンドル型の40Vmax充電式チェーンソーは充電式最速×クラス最軽量であり、そのパワーはエンジン式モデル30mLクラスに相当する。

今回は40Vmax機初の充電式チェーンソーである

• MUC002GRDX
• MUC008GRD
• MUC009GD

の3モデルを紹介していこう。

充電式最速のチェーンスピード×クラス最軽量

　

今回のモデルは40Vmax機とあってハイパワーかつ最速チェーンスピードで切断能力が非常に高いモデルとなっている。それでありながら、同じ30mL相当のエンジンチェーンソーよりも軽量設計となっており、長時間作業でも疲れにくい。その上、充電式なので振動も少ないため体にかかる負担は同等のモデルを使用した際と比べて相当軽減されるだろう。

　

　

トップハンドルモデル×最適重心バランス

今回発売されたMUC002G/MUC008G/MUC009Gはいずれもトップハンドル型となっており、さらに最適重心バランス設計となっているため、非常に軽い取り回しを実現している。

取り回しの良いトップハンドル型は、枝打ち作業や剪定作業に最適であり、今回のモデルは約3.7Kgと軽量なため高所での作業にも適している。

またエンジン式30mL相当となれば伐木作業も可能だ。

　

　

気になる作業時間は？

　

充電式モデルでやはり気になるのは、その作業時間だ。

今回発売された40Vmax充電チェーンソーの1充電当たりの作業量（目安）は

杉角材50mm×50mmを標準付属品である2.5AhバッテリBL4025で切断した際に

約300本の切断が可能となっている。

標準付属品でバッテリが2本ついてくるので、安心して長時間の作業が行えるといえるだろう。

しかもバッテリの充電時間はフル充電で約28分の急速充電となっている。

　

　

各モデルの違いは？

　

今回発売された40Vmaxの充電式チェーンソーは3モデルとなっており、モデルによってはお好みのチェーンソーバーを組み合わせることが出来るようになっている。

それぞれ1モデルずつ紹介していこう。

　

・MUC002GRDX

MUC002GRDXは先ほど紹介した、お好みのチェーンソーバーを組み合わせることができないモデルとなっている。

ガイドバーは250mmのスプロケットノーズバーで、25AP仕様のソーチェーンが標準付属でありカラーバリエーションは青のみとなっているので注意が必要だ。

　

・MUC008GDR

・MUC008GZR（本体のみモデル）

MUR008Gは自分の使いやすいチェーンソーバーを組み合わせることが出来るモデルとなっている、25AP仕様のチェーンソーだ。

まずガイドバーの種類

・スプロケットノーズバー

・カービングバー

を選択することが可能で、長さはそれぞれ　200mm　250mm　300mmの中から選ぶことが可能だ。

パワーを最大限に伝達したいのであれば、抵抗の少ないスプロケットノーズバーを、キックバックの発生を抑え細かい作業を行うのであればカービングバーを選択しよう。

ちなみにMUR008Gのカラーは赤のみとなっている。

　

・MUC009GD

・MUC009GZ

MUC009Gもガイドバーの長さを選ぶことが出来るモデルだが、MUR008Gと違いスプロケットノーズバーのみの仕様となっている。

しかしこのMUR009Gは今回マキタが初めて採用した薄刃80TXLというソーチェーンを採用している。

先ほど挙げた2機種は汎用性の高い25AP仕様だったが、このMUR009Gは80TXLというソーチェーンを搭載することで切断抵抗を減らし、快速切断を実現している。

しかし特殊なブレードなのでソーチェーンの入手が困難な場合は、予備のブレードを買っておいた方が良いかもしれない。

カラーバリエーションは青のみ。

各チェーンとガイドバーは以下の通り

　

まとめ

今回発売された40Vmaxチェーンソーは、40Vmaxのパワーを存分に発揮しており、その上長時間作業をも実現させた素晴らしい製品となっている。

取り回しの良いトップハンドルに加え、最適バランス。さらにMUC008G/MUC009Gに関しては自分好みのチェーンソーバーを組み合わせることも可能だ。

もちろん40Vmaxの特徴である高い防水性能も兼ね備えており、急な雨でも作業を中断せずに使用できるのも嬉しいポイントとなっている。