【マキタ40VMAX】充電式ハンマHM001Gついに登場

40VMAX

ついにマキタから40VMAXの充電式ハンマ(SDSMAXシャンク)が登場した。

近年のバッテリー工具の進化に伴い、多くの電動工具が充電式へと変わっていく中、電動ハンマに関してはいまだにAC機(100V)を使用しているユーザーがほとんどだろう。

圧倒的な充電工具のラインナップを誇るマキタですら充電式のハンマというものは今まで存在しなかったのだが、ついに充電式ハンマが40VMAX仕様で発売されたため、今回紹介していこう。

 

モデル名:HM001DRMX(セット品)HM001GZK(本体のみ)

 

今回発売されたHM001GRMXだが、標準付属品のバッテリはなんと4.0Ahの高容量バッテリとなっている。(バッテリ2個付き)

いままで発売されてきた40VMAX工具の付属バッテリはほとんど2.5Ahだったが、4.0Ahバッテリを標準付属品にすることで、使用時間というユーザーの不安に対応したのではないだろうか。

もちろん容量が違うだけなので、今までのBL4025の2.5Ahバッテリで使用することも可能だ。

少しでも安く購入したい場合は、今までの40VMAXバッテリーで使用できるので本体のみモデルHM001GZK(ケース付)を購入しよう。

 

  • 標準付属品バッテリは高容量の4.0Ahタイプ(BL4040)が2個
  • 今までの2.5Ahタイプ(BL4025)でも使用可能

 

AC機(100V)を超えたハイパワー

ハンマの打撃力の単位はJoule(ジュール)だが、AC(100V電源)の従来機と比べて約116%アップしている。(ここでいうAC従来機は以下のリンクのモデルHM0871Cのことだと思われる)

 

持ち運びが便利なことから、このクラスの電動ハンマは最も売れているモデルだ。

シャンクの仕様はSDSMAXシャンクとなっており、今まで使ってきたSDSMAXシャンクの先端工具であれば互換性があるため取り付け可能。

  

気になる作業時間

 

1充電あたりの作業時間は約11分。

作業時間11分と聞けば「短すぎだろ」と思う方が多いのではないだろうか。

しかし充電ハンマの作業時間=人間の労働時間ではないため、意外と11分で使えると思っている。

電動ハンマは電源のオンオフの切り替えが多い工具だ。常にモーターが回りっぱなしという状況は少ないため実働時間はそこまで長くない。

今回のHM001GRMXには高容量のバッテリBL4040が標準付属品として2本ついてくるので、2本を使い回せば長時間作業も可能となってくる。

 

  • 連続作業時間は約11分は短くない(ハンマの実働時間はそこまで長くない)
  • ハンマの連続作業時間=人間の労働時間ではない
  • バッテリを上手く使いまわせば長時間作業も可能

 

本体・バッテリ共に防じん・防水保護等級IP56

ハンマーは土木作業や水道工事など水濡れの危険が非常に多い工具だ。

今まではバッテリは水に濡らしてはいけないというのが鉄則だったが、40VMAXバッテリはIP56を取得しており水や粉じんに対して高い耐久性を持っている。

急に雨が降ってきてもバッテリの故障を気にすることなく使用できるのは、屋外で作業される方にとっては非常にありがたい機能だ。

注意:防水だからといって意図的に水につけたり沈めたりするのはNG

 

まとめ

 

今回紹介したHM001GRMX/HM001GZKは、今までなかったマキタの充電式ハンマを40VMAXで実現したハイパワーな充電式ハンマとなっている。

電源の取れない風呂場などの水道関係のリフォーム現場に最適なので、設備業者にはぜひお勧めしたい商品だ。

また邪魔な電源コードに悩まされることもなく、発電機も必要ないので、現場での作業がスムーズに行われるのではないだろうか。

従来の18Vバッテリも良いが、今後40VMAXバッテリを搭載したハイパワー工具の発売が見込まれるので、この充電式ハンマHM001Gで40VMAXデビューしてみよう。

 

  • 設備業者・管材業者は水回りのリフォームに最適なためおすすめ
  • 発電機の持ち運びの必要なし、邪魔なコードを現場からなくせる
  • 今後も40VMAX工具の発売が見込まれるため購入はお早めに

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