マキタは以前より様々な充電式草刈り機を発売してきたが、ついに今年40Vmaxの草刈り機が発売された。今までの最もハイパワーなモデルは18Vバッテリを2個使用した36Vモデルだったが、さらに上をいく40Vmax草刈り機のエンジン式25mL相当モデルを紹介していこう。
40Vmax草刈り機は大きく分けて2種類(2021年3月時点)
今現在発売されているモデルは、エンジン式25mL相当のラインナップと30mL相当のラインナップの2種類。
18Vの草刈り機では軽量で扱いやすい20mL相当のラインナップもあったのだが、今のところ40Vmaxでは25mL相当以上のハイパワーモデルのみの販売となっている。
今回紹介するのは25mL相当モデルであり、30mL相当モデルは次回以降紹介していく予定だ。
- 40Vmaxの草刈り機はエンジン式25mL相当モデルと30mL相当モデルの2種類(2021年3月時点)
40Vmax草刈り機のエンジン式25mL相当モデルは4種類
25mL相当モデルは4種類。
- MUR001GRM(Uハンドル)
- MUR002GRM(左右非対称Uハンドル)
- MUR003GRM(ループハンドル)
- MUR004GRM(2グリップ)
モデルの違いはハンドル形状の違いとなっており、モーター部は先端に配置されている。
Uハンドルタイプが2種類あるが、MUR002Gはハンドル部が左右非対称となっており、左右非対称モデルはハンドルの中心が体の中心にくるため、幅広い振り幅がとれ、長時間作業でも疲れにくいのでおすすめだ。
- モーター部は先端に配置
- 自分に合ったハンドル形状を選ぶことが出来る(4種類)
40Vmax草刈り機の連続使用時間
無負荷運転時の連続運転時間は以下の通り
- 高速:約1時間
- 中速:約1時間45分
- 低速:約4時間5分
無負荷運転なので実働時間はもう少し短くなるだろう。
高速運転時の使用時間は少し物足りないが、エンジン式で作業中ずっとフルスロットルで使用することがあるだろうか。通常の草刈り作業であれば中速で十分なため、1時間以上の作業を一回の充電でこなすことが出来る。
それでも使用時間が気になるのであれば、草の密度に応じて速度が自動で変わる「楽らくロングドライブモード」を利用すればより長時間の作業が可能だ。
40Vmax草刈り機は水に強いため急な雨でも安心
草刈り作業は屋外で行うため、雨の問題は避けられない。エンジン式草刈り機であれば少々雨に濡れたところで問題はないのだが、従来の充電式草刈り機はそうはいかなかった。
草刈り機本体は多少の水であれば問題ないのだが、バッテリーが防水ではなかったため、水を避けなければならなかったが、40VmaxバッテリーはIP56を取得しているため、その辺のデメリットは解消されている。
しかも40Vmaxの草刈り機は雨の中でも運転可能な防水設計(ウェットガード)なので、安心して屋外での作業が可能だ。
ただし、この防水等の等級は水や粉じんによって故障しないことを保証するものではないので注意が必要だ。
- 40Vmax草刈り機は屋外でも安心して使用できる防水設計
- 本体・バッテリー共に防水保護等級取得
まとめ
今回紹介した40Vmax草刈り機(MUR001GRMシリーズ)は充電式草刈り機のメリットである
- 始動の良さ
- 静音性
- 排気ガス無し
- 低燃費
を残しながら、連続使用時間、防水性といったデメリットを解消している優れた草刈り機だ。
エンジン式の草刈り機と違い、ボタン一つで始動することができ、周りの民家を気にする必要もない静音性。
また、これからの地球環境にも優しい排ガスゼロのエコな充電式草刈り機をぜひ使って頂きたい。
- 充電式でありながら、ハイパワーで長時間作業、雨天時作業が可能
- 排ガスゼロで低燃費なので、地球にも優しい
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